「パレスティナ」と「イスラエル」の両国が戦争を開始して1年以上が経つ。
その土地が誰のものかを決めるのは、「土地の名前が古い」方にあるという。
それでは、この戦争のどちらが良くて、どちらが悪いと述べる資格も知識もないので、この二つの地名のどちらがより古いかを考えたい。
紀元前11世紀:ユダヤ人(当時はヘブル人)がイスラエルを建国
と記載があります。
旧約聖書(主な部分が紀元前7世紀にパレスティナのユダ王国で書かれた)には、パレスティナと記載があります。パレスティナという言葉の方が広い意味を持つようです。
パレスティナという地名は、ペリシテ人がこの地の海岸沿いで農業を行っていたことからついたそうです。
そして、ヘブル人(ユダヤ人)は、前13世紀に北アラビアから来た遊牧民で、ペリシテ人の支配下にあったそうです。このことからもパレスティナが古いことがわかります。
そして、旧約聖書にはユダ国のダビデ王が、ペリシテ人を撃破して建国したとあります。
旧約聖書にも記載の通り、パレスティナの方が古い地名です。
それにしても、パレスティナの土地に来て僅か2世紀で、イスラエルを建国する早さに驚きます。
そして、いまはガザ地区に残ったパレスティナ人でさえ抹殺し、排除して大イスラエルの建国を試みているとのことです。何も陰謀論ではなく、ネタニエフ首相が地図を持って国連で演説しています。
このことをイスラエル贔屓のトランプは支持まではいかなくても、承認するのではないかと思います。
私はトランプ氏が世界の紛争、戦争を終結に貢献していること、医療業界の闇を暴いていることは、世界の人々にとって良いことだと応援していますが、この件に関してだけは賛成できません。
—— ここから追記
後日、2025年6月13日、イスラエルがイラン攻撃を開始した。
相変わらずイランが核開発を止めないからだと主張しているようだ。
イスラエルや米国はいくらでも核開発が行えるが、気に入らない国の核開発には、
その国の主権を踏み躙り、罪のない人々を殺しても、社会インフラを破壊し、文化を破壊しても、
自分たちの生命、財産、人権を守ためだと主張し、心の痛みなどさらさら感じない。
イスラエル、米国の指導者は考え方がおかしい。
その考えを支えているのは宗教だ。
ネタニヤフ氏が国連で述べたように、周辺諸国もイスラエルにしようとする「大イスラエル構想」の始まりなのだろう。
トランプ氏は、この攻撃に米国は関与しないと述べているが、
多くの識者がイスラエル単独で攻撃することはあり得ないと考えている。
私もそう思っています。
タッカー・カールソン氏もX(Twitter)でトランプ氏に自制を求めている。
私は、トランプ氏の再選を喜び応援してきました。
氏は、米国を牛耳る英国系を潰してきた。
同時にイスラエルを牛耳ってきた英国系の力を削いできたため、
イスラエルは怖いもの無し!
この戦争のきっかけを作ったのは米国だ。