世界のソフトウェア開発者数は2021年までに2500万人に達するだろう

カリフォルニア州サンタクルーズ、2016年7月12日、世界のソフトウェア開発者数は2021年までに2500万人に達する予測を、Evans Data社の最新の調査「世界のソフトウェア開発者統計」が行った。 この調査は20年目を迎えた。 現在のソフトウェア開発者数を見積もるだけでなく、4つのメジャーな地域、40か国、世界の主要な人口統計調査を参照し比較することで正確な予測が現在と将来に亘り可能となる。 例えば、スマートフォンなど携帯電話のアプリケーション技術者の数は1190万人と見積もられ、アンドロイドOS、またはiOSをターゲットとする技術者の数は590万人対280万人と見積もられている。 最も多いのは両方のOSをターゲットにしている層だ。 地域ごとの初期目標は、アジアパシフィック地区のアンドロイド開発者、iOS開発者は220万人対50万人などとなっている。 「人口調査は面白いもので、世界中でどの技術(OS、開発環境、開発言語など)を採択するかの傾向曲線が上昇しているが、外因による予期しない結果を毎年再測定しなければならない。」 とEvans Data社のCEOジャネル・ガーヴィンは述べた。 続けて「例えば、英国の開発者人口がドイツより高くなり、2021年までに同数に近づくと、春の調査で見積もりましたが、英国のEU離脱で最近減少傾向にあります。このような点を注意深く見守り続けなくてはなりません。」 と述べた。 一般的なソフトウェア開発者数は、APAC(アジアパシフィック)では、2021年まで他の地域より伸びが早い。 インドと中国の開発者数の伸びが、ここ数年の間APAC地域の伸びを押し上げていくだろうと予測している。  「世界のソフトウェア開発者統計/The Global Developer Population and Demographics Study」は年2回出版しており、開発者人口を、国や地域だけでなくどの地域で、どのような技術を採用しているかの傾向の分析を続けている。
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