「WHO?」と「ヒポクラテスの盲点」という新型コロナワクチンに関する映画を観てきました。
これらは新型コロナの蔓延で世界中が騒いだときに、救世主として現れたワクチンの光と影を丁寧に浮き彫りにし、問題を整理し科学的な視点から取り組む誠意ある医師や、一握りの勇気ある人々に焦点を当て、わたくしたちに見せてくれます。
「WHO?(フー?)」は、消費税の問題に取り組んだ「君たちはまだ長いトンネルの中」や、「威風堂々~奨学金って言い方やめてもらっていいですか?~」の ”なるせゆうせい監督” 作品で、社会の問題に深く切り込みながら、なにかほっとさせる作品を作り続けています。
この作品を作るきっかけは、お注射に対するしっかりした問題意識をお持ちの方々に後押しされたことですと、監督は話しておられました。
「ヒポクラテスの盲点」は、テレビマンユニオンの大西隼監督で、ご本人も3回のお注射歴があると話していました。
京都大名誉教授の福島雅典先生の記者会見をYouTubeで見たことがきっかけで、新型コロナワクチンの影の部分を知り映画制作を思い立ったとのことです。
福島先生は、薬物治療に関する第一人者。知識、経験に加え人に対する深い愛情と覚悟をお持ちの素晴らしい方です。(後半に若い医師が、福島先生のような勇気のある医者が少なくなってきていると話していたのが印象的でした)
ワクチン推進に一役かった、長崎大学教授の森内浩幸先生は、接種二回目まではベネフィットが上回っていたが、「オミクロン株」の出現以降はどうなんだろうと疑問を投げかけていました。そして、子供にまで接種を推奨するのに驚いたと話されたのが印象に残りました。
どちらもまだ上映中です。
ぜひご覧ください。