落語を梯子しました
◆黒門亭
昨日は午後から湯島の黒門亭と末広亭を梯子した。
自宅を出たのが12時半を過ぎていたので、黒門亭には12時45分に着いた。 台東区の名門小学校である黒門小学校のすぐ近くだが、はじめての方には実にわかりにくい場所にある。 霧のような小ぬか雨が降っていたが、天気予報では回復するとのことなので自転車を走らせた。14時までなので半分が終わってしまったが、お目当ての金原亭伯楽「お若伊之助」を楽しんだ。
お若と伊之助は、心配したお若の母親に別れさせられたが、伊之助を忘れられないお若の前に突然伊之助が現れる。 実は狸が伊之助に化けてお若のお相手をする。 志ん生の落語と違うのは、最後がハッピーエンドになるところだ。
金原亭伯楽の落語小説を買ってきた。

黒門亭は場所が狭いため、身近で噺を聞けるところが良い点だが、背もたれがない座布団に座る習慣がなくなり、ちょっとつらかった。
今度は早く行って、椅子席か端を確保したい。
◆末広亭
末広亭はここから200メートルほど離れたところで、目と鼻の先だ。 上野松坂屋の向かいにある。
ここは一階でチケットを購入し、靴を脱いで二階に上がり下駄箱に入れるというスタイルだ。 ここは全て背もたれが付いていて、椅子席も多い。
古今亭寿輔さんは、お客様をいじるのが上手い。 最後の歌も良かった。 今回ピカ一なのは桂夏丸さんだ。 しゃべりも上手く澱みがない。
さすがにとりの桂小南治さんは上手いが、落ちがわかっているのでイマイチ。