お隣の国の騒動の不思議
ポイント1:機密情報を友人に漏らした(朴槿恵前韓国大統領、チョン・ホソン氏→崔順実氏)
ポイント2:その友人が国政に関与した
ポイント3:不正に資金を集めた(大統領府が設立に関与した財団に財界から)
朴槿恵大統領弾劾判決文全文を見てみると、セウォル号事故などにも触れているが、
一先ずこの3点に絞って考えてみたい。
ポイント1:機密情報を友人に漏らした(朴槿恵前韓国大統領、チョン・ホソン氏→崔順実氏)
漏らした相手 :崔順実氏(朴槿恵氏の友人で2財団の実質運営者)
漏らした内容 :大統領のスピーチの他は機密情報との報道があるばかり
パククネ氏が、安全保障に関する情報を漏らしたことで、安全保障上の脅威を生んだとか、
工事に関する情報を漏えいしたことで、巨万の富を蓄財したというなら話は分かるが、
何ともスピーチの内容や服装を相談したということくらいの証拠しか挙がっていない。
2財団に関してわかっていることも、設立認可が他と比べて早かったとか、
崔順実の元夫が、朴槿恵が大統領時代の側近であったとか、
スマホが見つかったとか、崔順実氏に機密を漏えいし、この情報が北朝鮮に渡ったなど
を示す証拠が提示されていない。
ポイント2:その友人が国政に関与した
関係した国政 :崔順実氏の影響があったとされる国政の内容
被害状況 :その関与の範囲と、被った被害状況
不思議なことに、これらをまとめた記事を見ていません。
ポイント3:不正に資金を集めた(大統領府が設立に関与した財団に財界から)
財団へ資金を提供するよう財界への強い圧力があり、その財団を通じて朴槿恵氏が
資金集めをしていたなら問題があるが、財界が財団に資金提供しただけでは、
何も問題ないのでは?
財団の実質上トップが崔順実氏だとしても、財界が資金を提供するのは企業の問題であり、
不正に資金を集めたことにはならない。
また、財団の使途に関する事は、財団の問題であり朴槿恵氏とは関わりがない。
個人的感想:
異常な報道と、かなり前から準備されてた揃いのプラカードを持ったデモに違和感を覚える。
年末までに辞任するという大統領に対し、弾劾裁判で罷免するという手法まで使って、
早期に大統領の入れ替えを急ぐのは、民意ではなく別の力が動いている様に思える。
米国がこれら半島にどう関わろうとしているのか。