— 2024年の調査で判明 —
(こちらも昨年末の記事ですが、AI開発者の動向が読み取れます)
カリフォルニア州サンタクルーズ、2024年11月18日
人工知能(AI)開発に携わる開発者たちが最も求めているのは、効率を高め、開発上の障壁を減
らす「実践的なリソース」であることが、Evans Data Corporationによる最新の「AI&機械学習調
査レポート24.1」で明らかになりました。中でも、「汎用的なAI分野におけるコード例」を最も必要と
していると答えた開発者が36%にのぼり、最重要ニーズとして浮き彫りになっています。
調査は、経験レベルの異なる幅広い開発者を対象に実施されたもので、急速に進化するAI分野
において必要とされる主要なツールやリソースが明らかになりました。コード例に次いでニーズが
高かったのは「パフォーマンス最適化ツール」(27.5%)、そして「新しいツールや技術に関するト
レーニング」(26.7%)でした。注目すべきは、ベテランの開発者でさえもコードスニペットやサンプルの活用を重視している点で
す。こうしたリソースは、重複作業の回避や開発スピードの向上に貢献するため、特に新しいプ
ラットフォームや技術を導入する際に不可欠とされています。一方で、大規模なサンプルアプリ
ケーションは統合の難しさがあるものの、依然として重要な開発支援ツールと見なされています。
そのほか、開発者からのニーズとしては以下も挙げられています:
- 説明可能かつ倫理的なAIに関するベストプラクティスのチュートリアル(25.1)
- ツールやプラットフォームのより良いドキュメント(24.8%)
- AI向けに最適化されたプロセッサやアクセラレーターへのアクセス(23.4%)
また、「コラボレーションツール」や「トレーニングデータへのアクセス」も20%以上の開発者が重
要視しており、改善が求められている分野です。
今回の調査結果は、AI開発における現実的な課題を浮き彫りにし、ツールベンダーや業界関係
者が開発者支援に向けて何を提供すべきかの指針となります。AIがビジネス革新の中心となる
中、これらのニーズに応えることが、今後の技術発展と競争力強化に直結すると言えるでしょう。