戦中の疎開のこと、学生時代の思い出話、俳優としての長い道のり、司会、そしてブックレビューに繋がる話など、盛りだくさんだ。
クイズの司会をやっていながら、「”知っている”ことに意味は無い。人間にとってはその先の知恵が大事。」ということをサラリと言ってのける。本当にそのとおりだと思う。
弱者を守るこるは当たり前だが、「極端に弱者を優先させ」、弱者を全面に立たせると社会はゆがむ。と言っている。 信号を守らない、自転車は逆走行するなど、身近が例で説明している。 これももっともだ。
中江有里さんの書評もいい。