三輪山に登ってきました

JRの奈良駅からJR桜井線という電車に乗り、三輪素麵で有名な三輪を訪ねた。 三輪山は、大国主神(おおくにぬしのかみ / 大黒様)を祀る大神神社(おおみわじんじゃ)の神体山として有名で、大神神社は日本最古の神社ということだ。 今回は三島由紀夫の小説、豊饒の海の二巻「奔馬」に登場するこの神社へのお詣りと山に登ることが目的だ。 一巻で松枝清顕の壮絶な最期を見送った親友の本多は、三輪山で滝に打たれる清顕の生まれ変わりと出会う。 拝殿から少し離れた”挟井神社”の参道の途中の池の畔に「市杵嶋姫神社」があるが、この直ぐ近くに三島の石碑を見つけた。 oomiwa_mishima 挟井神社で手続きを済ませ、大阪で働いている息子と三輪山の山頂(467m)を目指した。 この日は特に暑い日で、一気に登ったこともあり汗で背中がびっしょりになった。 三世代のご家族、ご年配や若いカップルなど多くの人とすれ違とき、互いに「こんにちは」と交わしたあいさつが清々しい。 下山して三輪素麺を食して帰宅の途に着いた。 余計なお世話ですが、神社にほど近いお店より三輪駅の途中にあるお店の素麺が美味そうでした。
  »
«