武士の娘 – A Daughter of the Samurai

10年位前になるだろうか、長岡藩の河井継之助が主人公の番組がNHKで放映されたとき、長岡出身で薬局を営んでいる方に、長岡藩の歴史を居酒屋で聴いた記憶がある。 実家でのんびり読書三昧しようと、本棚から偶然取り出した「武士の娘」(長岡藩の家老の娘/杉本 鉞子)を読み終え、ブログにでも書こうとWEBで検索したところ、なんと8月11日にNHKドラマが放映されたらしい。  長岡の少女時代から、東京での学生時代、渡米と結婚、娘が二人生まれ、ご主人の突然の死と帰国、そして再渡米の準備までが描かれている。 侍の娘として、あらゆることをご祖母様から受け継ぎ育った主人公が、米国との言葉や風習、文化の違いを乗り越え、昇華していく。  ご一読をお勧めしたい一冊だ。 Bushi_no_Musume 遠くからスターダストレビューの名曲「木蓮の涙」が聞こえてきそうな気がした。
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