雪明かり
藤沢周平の作品を一年ぶりに読んだ。
短編集で、「橋ものがたり」に似た読後感を味わった。
Amazonの書評にも書いてあるが、「入墨」・「潮田伝五郎置文」・「穴熊」の3篇がとくに切ない。
「暁のひかり」
賭博場で壷を振っている男が、足の不自由な少女とのふとした出会いにより、まともな仕事に戻りたいという気持ちになるが、、、
「遠方より来る」
大阪の役で一度知り合った図体の大きな浪人が、ふと夕飯時に現れ大飯を食らう。
一日泊めるつもりが、、、
「雪明かり」
最後を飾る短編だ。 一緒の屋根で育った義理の妹が嫁ぎ先で大病を患っているとの噂を耳にし、、、
二人に飛ぶ勇気があるのかどうか、、、