2014年、ネットに接続する機器(IOT)が190%成長

Steven Hurtado shurtado@evansdata.com 2015年1月7日 カリフォルニア サンタ・クルーズ Evans Data社が最近リリースした「モバイル開発調査」によると、モバイル機器とさまざまな機器(デバイス)を接続するソフトウェア開発が伸びていることが分かってきた。 タブレットに関する開発が減少している間、スマートフォンに関する開発は横ばい、産業アプリ、ウェラブルアプリ用の機器との接続性を高める開発は2倍の伸びを見せている。 この調査は、世界で500名を超えるモバイル開発者への調査に基づき先月行われたもので、ネットワークに接続できる産業機器の生産が、昨年191%に伸びたことがわかった。 また、モバイル開発者の中で産業用アプリの開発者は、9%から27%へ増加した。 工場現場では産業用機器をネットワークに接続することが珍しくなくなり、情報を他のデバイスやデータプールに連携することで企業の生産性の向上に役立っており、より効率的なリアルタイムデータ分析の効率化を可能にしている。 注目したいのは、ウエラブル機器で、21%の伸びを見せていることだ。 これらの知見は、ネット機器のモバイル開発を取り巻く環境が、さらに成熟したことを証明している。 EvansData社のディレクターMichael Rasalanは、このように言います。 「成熟度の尺度は、インストール数や開発者の人数だけではありません。 どれだけ新しい用途に拡張したかというのも、ひとつの尺度で、例えば2008年にわれわれは、アンドロイドとカーステレオが結びつけることはなかった。現在カーアプリの開発者の大半は、Android Autoをターゲットにしています。」 ※Android Auto :Wikipediaによると、「Googleによって開発された、Android端末を車のテレマティクス装置と連動させるシステム」
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