モバイル開発者の人口が、世界で870万人に届く

2014年6月10日 カリフォルニアのサンタクルーズにて  現在、世界には1,900万人のソフトウェア開発者がいるが、その中の870万人が現在モバイルをターゲットとしたアプリを書いていることが、Evans Data社の最新調査「開発者人口の地理的調査」で明らかに。 モバイル開発者数は2010年から倍増しており、昨年だけでも70万人増加した。 地域を見ると、アジア太平洋地域では46%とモバイル開発に集中し、他(EMEA、ロシア)をリードしている。 ラテンアメリカでは、これらの地域や北米と比べて遅れている。 「モバイル開発者は、アップ(アプリケーション)をアップストアで売っているだけと見ている人は、全体の一部だけしか見ていない。」とジャネル・ガーヴィン(Evans Data社CEO)は言った。 「モバイル端末が企業と個人の両者に広く利用するようになったため、モバイル開発が一般的になってきた。 クラウドは、企業や個人のモバイル利用、またはモノのインターネット(インターネットを介してモノを制御する)の実装の原動力となっている。 近い将来においては、モバイル開発の減速を見ることはないだろう。」 モバイルに関連して、「世界ソフトウエア開発人口調査」によれば、クラウドは「開発」、「実装」 両方で高い普及率を示し、2009年の調査開始時から増え続けている。 他の切り口としては、「人口統計」、「地域別の人口統計」、「プラットフォームの採用」、「技術の採用」、「ビッグデータ」などがあります。 16冊目のEvans Data社「世界ソフトウェア開発者人口調査」を迎えたが、中には世界銀行、CIAのワールドファクトブック、アメリカ国勢調査、モバイル世界会議、国際通貨基金、全米経済研究所、国や地域の情報が利用されており、これらのデータが、独自のコンピュータモデルで分析し、現在の人口と予測人口の見積りを算出している。 更に、Evans Data社のグローバル開発調査結果は、人口モデルに照らし合わせを行い、開発者の人口統計を予測すると共に、各プラットフォーム、言語の利用や技術の採用人口を予測している。
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