追悼 Jeff Beck

Jeff Beck、なんて格好いい名前なんだ!
まるで俳優のような名前のギタリストを知ったのは中学1年生か2年生のころで、
アルバムは「ワイアード」だったか「ブローバイブロー」のどちらが先だったか?
いまはもう忘れてしまった。
俳優のジョニー・デップとのアルバムが最後になった。
そう言えば、このCDも会えば音楽の話ばかりの中野さん(ご近所で)にお借りました。
18歳の頃のお二人をどちらかの奥様が描いたとか。

JeffBeckJohnnyDepp.png (690×605) (aventer.net)

僕もギター少年(いまはギター爺)だったころ、「悲しみの恋人たち」を含め様々な曲をコピーさせていただいた。
虫の知らせか偶然か、一昨日Jeff Beck の「ブローバイブロー」を聴いたばかりだった。
秋葉原「おかめ」常連のアッコさんも僕と同様、Jeffを聴いていたと佐々木さんが話してくれた。

エリック・クラプトン、ジミー・ペイジと共にロックの三大ギタリストという表現が未だに使われているのに驚きます。僕が中学2年のときは言っていたので48年もの間、よく飽きもせずと感心する。
誰かが流行らせたこの商業用キャッチフレーズが、それでもしっくりくるのは、ロックの黎明期に新しい音楽を切り開いてきたからなんだろうと思う。

確か30年くらい前の話ですが「日本人はJeff Beckが好きだねぇ」と揶揄い半分に言われたことがあった。
あらためて「ワイアード」「ブローバイブロー」を聴くと、今から50年近く前にレコーディングされたなんてとても思えない。今聴いても一級の演奏だ! Jeff Beckの影響でたくさんのギタリストが生まれたことも事実だろう。
Char、カシオペアの野呂一生、山岸潤史、プリズムのワダアキラ。
一つの時代が終わった。

ご冥福をお祈りいたします。

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