太地で漁に使われる生きた言葉を詳しく調べている。よくもここまで調べ上げたと思う。
しかも現地太地で使われている言葉を利用しているので、はじめは戸惑ったが、慣れてくるとそれらの言葉の響きが心地よい。
もって生まれた天性、気力、体力、運を持って困難に立ち向かうが、時代に翻弄される。
米国船が近海で乱獲したことで鯨が捕れなくなり、追い詰められた漁民は無理をしてしまい大事故が発生する。
北海道にロシア人が出没し、アイヌ人にたばこやお酒に慣れさせて乱暴狼藉を働く。
覚悟はアイヌの住民と一緒に、ロシア人を退治する。
読後、しばらく余韻に浸った。
今年初めのブログをご参照ください。
Bhind “THE COVE” 捕鯨問題の謎に迫る