IT投資 成功への一歩

ITに関する投資=システム開発 は、どのような時に決断するのか? どのようなプロセスで決定されるのか? 投資決定の鍵は何か? 私はいつも発注者へ、この投資の目的を尋ねますが、「運用費の削減」、「サポート(保守)切れ」、「他システムとの連携」などの答えが多い。 果たして多額なシステム投資を行う目的として、充分でしょうか? 企業の場合IT投資の主な目的は、「新規ビジネスの立ち上げ」、「売り上げ向上、または、効率化など経費削減による収益向上」、「管理業務の強化」の3つに分類されるが、こういう回答を聞くことはめったになく、前出したような回答を聞くことが多い。 従業員500名の会社で、5000万円のシステム投資はかなりの負担になるが、あれよこれよという間に1億円を超えるという事例も多い。 もちろん、受発注双方に問題があり、受注するシステム開発会社だけの問題ではない。 それでも売り上げ向上につながる効果が発揮されれば救われるが、そうならない場合も多く、その時自分たちの甘さに気がついても後の祭りで、支払いは待ってくれない。  そのようなプロジェクトが稀であればよいが、私は30%を超えるのはと感じている。  しかも、民間よりも県や国が発注するプロジェクトは更に甘く、金額も大きい。 つけは国民が支払うことになる。 アヴァンテは、「システム投資の目的、狙い」にこだわっている。 それが、成功のための大きな一歩だ。
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