My favorite songs その9

これからお世話になる方の誕生日会の帰り道、久しぶりに「ことよん(寿4丁目)」にお邪魔したさい、マスターの和久さんが掛けてくれました。

1976年(えっ44年前?)のStuffの代表曲の一つ「My sweetness」と聞くと、NHKが放送していた「軽音楽をあなたに」を思い出す方も多いのでは?「ご機嫌いかがですか?山本さゆりです。」確かこんな出だしだったと記憶しています。StuffはNew Yorkを中心に集まったセッションんバンドで、メンバーは皆腕利きのスタジオミュージシャン達です。キーボードがリチャード・ティー、ドラムスがスティーブ・ガットで10数年前、マーティンに「おーまいスティーブ・ガット!」と言ったら苦笑いでボツにされたのを覚えています(その後もダジャレの腕は伸びていません)。

「My sweetness」の日本語訳を「いとしい貴女」とつけた方は、とてもセンスがあると思いました。未来への夢を感じさせるお洒落な曲です。そして中間あたりと最後の遊び心溢れるビーバップのような乗りの良い演奏をよく聴くと、ベースのグッと引き込ませるようなテクニックと形式に捉われない自由な演奏を感じられるのでは。

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