マインドコントロールから逃れよう

いまから76年前の1945年に米国旅行に出かけたサルトルは、こちらの質問に米国人があまりにも画一的な答をすることに驚いたと「アメリカの個人主義と画一主義」で述べている。
「米国は人種のるつぼ」とはよく言いますが、「るつぼ」は「坩堝」で「melting pot」のことなので、「さまざまな人種をるつぼで溶かして、画一的な人間をつくる」ことを意味します。

サルトルはこう書いています。
「アメリカに着いて早々、私は溶解中のいちヨーロパ人に出会った。・・・アメリカの誰とも同じように、少し鼻にかかった、唇や頬をうごかさない話し方をし、発作的に笑うけれど、眼もとは少しも笑っていない」。

米国では、こんな以前から人々がマインドコントロールされていたのだ。 テレビはさすがに発達していないから、新聞とラジオとポスターで。

英国出身のプログレッシブロックバンド、ピンクフロイドは、1979年東西ベルリンの壁崩壊をテーマに「The WALL」というアルバムで、学校教育も、マインドコントロールもいらないとうたった。
We don’t need education
We don’t need thought control
(Another Brick in The Wall)

そして、所詮僕らは壁の一つなんだからと。
All in all you’re just another brick in the wall

そして、Comfortably Numbでは、無感覚に、無知覚になっていくと。
I have become comfortably numb

当時、この曲は社会主義国である東ドイツやロシアには人々に自由がなく、マインドコントロールされていることに関するアンチテーゼが主題と考えられていたが、僕は違うと思う。

米国の大統領でさえ言論の自由が、ある日突然終止符を打つ。
いち民間企業によって。 
明らかに言論の自由が制限されても、大統領でさえ何もできないのだ。 いま弾劾裁判が継続中ですが(当たり前ですが無罪が確定したようです)、トランプ前大統領が群衆を煽ったという何の証拠も明らかにしていません。 真実は逆で、Twitterでも整然としたデモを訴えていました。 にもかかわらず、トランプを大統領職から落としたい勢力が警察に圧力をかけ門を開けさせ、デモの参加者を国会議事堂の中に誘導しているビデオが保守系TVでも放映されている。そして、このデモの参加者でない集団が入り込み暴力を振るう。 これはやらせであり罠ではないのか。大統領のアカウントが停止させられるのに、開かれた場で意見さえ言えないのだ。

いま僕らは、新頃というネタでマスコミや政府にマインドコントロールされていることに気づく必要があると思う。

デビット・ボウイは亡くなる少し前に「Googleがイルミナティで、イルミナティがGoogleだ」と言った。
僕はGoogleの検索を止め、「Duckduckgo」に切り替えました。Twitterはもとからやりません。Facebookも小曾根真さんとHeaveneseのビデオを見たいだけで開設しましたが、間もなく停止します。

われわれの巨大な敵から大切な家族や友人、同じ地域で暮らす人々、仕事仲間を守るために、マインドコントロールされない、されにくいようになることが大切で、その第一歩としてテレビも新聞も捨て、せめて見ないようにすることが大切だと思います。

テレビを捨てよ、町へでよう – Aventer

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